剪定
私は「いつも見るところは丁寧に、普段目にしないとこはざっとで」
とゆう考えで剪定をするようにしています。
- 「無駄にお金をかけない剪定をしたい」
- 最近その使命を強く感じます。
というのは、
- 「ここの庭は普通にやっちゃうと早く終わっちゃうから」
- 「なるべくゆっくりやって一日もたそう」などなど
仲間うちの手伝いなどにいくとよく聞く話です
お客様がなにも知らないと思って常に時間の掛かる、
庭木の手入れの仕方をする業者は多いです。
例えば、ツゲの玉じらし仕立てではどうでしょう
- 刈込ばさみで刈りこんでは2時間かかるとします。
- では電動バリカンで刈りこんではどうでしょう。40分はかからないでしょう。
もちろん単純に刈込を行った場合ですが、枯れ枝の除去など手間の掛かることをしてしまえばまた変わってしまいますが、、、、
機械化できるところはしてしまった方がいいです。
- 剪定とはそもそも「木の大きさを維持する」技術です。
- そして植えてある場所によって、そのやり方は変えなければいけないと思います。
例をあげると、、
- お家の周りがすべてお庭になっているとします
- すべてに自分のもてる最高の技術で剪定を行うとします。
結果
- 剪定の人数は4人分かかりました。
- 請求金額はゴミ処分費を含め8万円を超すでしょう。
年間1回でも、10年間では8万円×10年=80万円
私がお勧めするいつも見るところは丁寧に普段目にしないとこはざっとやるやり方では、
- 剪定の人数は2人分、請求額は約4万円です
- 10年間での差額は80万円-40万円=40万円にもなります。
ちょっと大げさに言ってるんじゃないの?と思う方もいらっしゃるでしょうが事実です。
私が言いたいのはそれだけ手入れのやり方の選択肢があるとゆうことです。
具体例
ツゲなど葉の小さい常緑樹の剪定(3mぐらいの樹木)
- 刈込剪定(ハサミのみ使用)・・・かかる時間 2時間
- 刈込剪定(電動バリカン使用)・・・かかる時間 40分
- 透かし剪定 ・・・かかる時間 1日
- 刈込剪定(電動バリカン使用)・・・かかる時間 40分
チャボヒバなどヒバ類の剪定(3mぐらいの樹木)
- 刈込剪定(ハサミのみ使用)・・・かかる時間 1時間
- 刈込剪定(電動バリカン使用)・・・かかる時間 30分
- 透かし剪定 ・・・かかる時間 4時間
- 刈込剪定(電動バリカン使用)・・・かかる時間 30分
サザンカ・ツバキなどの常緑広葉樹の剪定(3mぐらいの樹木)
- 刈込剪定(ハサミのみ使用)・・・かかる時間 30分
- 刈込剪定(電動バリカン使用)・・・かかる時間 10分
- 透かし剪定 ・・・かかる時間 1時間
- 刈込剪定(電動バリカン使用)・・・かかる時間 10分
モミジ・シャラなど落葉樹の剪定(3mぐらいの樹木)
- 刈込剪定(ハサミのみ使用)・・・かかる時間 30分
- 刈込剪定(電動バリカン使用)・・・かかる時間 10分
- 透かし剪定 ・・・かかる時間 1時間
・・・基本的に落葉樹の刈込剪定はおすすめしません。私自身何回かしかたなくしたことはありますが、、、
- 透かし剪定 ・・・かかる時間 1時間
- 刈込剪定(電動バリカン使用)・・・かかる時間 10分
コストをかけない剪定のみですべて手入れしてしまうとほとんどの木が同じかたちになってしまうので、実際はこれらを組み合わせて剪定を行います。
- 木も毎年ちゃんと生長しているのです。
- 木の生理を理解して、目標の大きさ、枝ぶり、形があれば、
- あとは そこを目指すだけ。
ペットと同じ。 飼ったら世話をする。
木も 植えたら手入れする。
愛情をかければ還してくれる。
- そういう思いで
- 親方から習った「透かし剪定」で
- ボウボウになった枝を日々、バシバシ落としていく毎日です。
- 親方から習った「透かし剪定」で
「透かしせん定」のメリット
- 虫が付きにくい
- 木が元気になる
- 木の成長を抑制できる
- 年々手入れの手間が掛からなくなる
- 木に自然の風合いが出る
デメリット
- 訓練と経験が必要。
- 職人でも、やっている人、できる人がごく少ない。
- 刈り込みよりもコストが掛かる。
- 生垣など目隠し効果を必要とするものは、お勧めできません。
- 刈り込んで、丸くなった木を「綺麗になった」
というより
剪定した後も、自然の木の樹形を見て「綺麗になった」
と喜んで頂くのが「庭師」だと考えます。
当社のせん定手法は 枝抜き自然風せん定 に特化しております。
木の「自然の風合い」、「大きさの維持」 が可能なり
本来の樹木の美しさを維持することが出来ます。
料金
~料金~~(税別)
弊社は完全時間制の料金です。
‐人件費
- 職人1人・・・16000円/日
- 半日の場合・・・10000円
‐‐‐始まりから2時間までの場合・・・5000円
- 半日の場合・・・10000円
- ゴミ処分費・・・トラックの積載量で計算します。
- 軽トラックの荷台の高さ(30cm)まで満載で2000円程度です
- 軽トラックに枠を立てた高さまで(90cm)まで満載で4000円程度です
‐‐‐2t車満載で10000円程度です
- 軽トラックに枠を立てた高さまで(90cm)まで満載で4000円程度です
‐脚立のかけにくい場所や高い木の手入れの場合高所作業車を使います。
‐‐高所作業車・・・15000円 /日
‐諸経費
‐‐チェーンソーやヘッジトリマーなどのエンジン機械を使用した場合には
‐‐‐別途諸経費を頂きます。・・・4000円/日
「~円で」 というお客様の設定予算での手入れも可能です。
モデルさんと一般の人の一番の違いは骨格です。
骨格違うのでいくら化粧をしてもスタイルが良くなったりはしません。
木も同じことが言えます。
骨格(枝)を整理にしない事には、いくら綺麗に丸く刈り込んでも木の本当の美しさは得られません。
本当の剪定は骨格を調整する木の整体師
刈り込みをするのは化粧やさん
と覚えておくと適当です。
刈り込み剪定のイメージ
赤のラインで毎年刈り込み剪定を施工した場合
主流で行われている刈り込みせん定イメージ (赤い線の部分を剪定)
木は切り口から葉や枝が発生する特性がありますので
年々、表面に葉や枝が密集してきます。
2~3年でフトコロに光が届かなくなり
フトコロの葉や枝が枯れ落ちてしまいます。
この状態で無理やり小さく剪定すると葉が無くなるので枯れてしまいます。
なので結局刈り続けるしかなく、刈り続けても徐々に木は大きくなり、
生垣などは道路にはみ出してくるのです。
ただ、庭のデザインとして丸く刈ったほうがいい場合や、
コスト的に厳しい場合もありますので、絶対悪という訳ではありません。
正しい知識を知って、その上で選択、判断して頂きたいと思います。
自然風剪定のイメージ
今度は自然風剪定の場合です。
枝ぶりを見ながら枝を落とします。
小さく剪定しても葉や枝が元気なので大きさを維持できるのです。
どんな木でもどんな剪定方法でも可能ですが、
当社では「枝抜き自然風剪定」をお勧めしています。
ただし葉の小さいツゲなどはコストがかなり掛かります。
切りそろえる剪定の場合、梅雨から夏にかけての「伸び枝」が気になりますが、
自然なまま小さく剪定する「枝抜き自然風剪定」の場合は、多少伸びても気になりませんので
1~4月の10%割引時期に剪定することをお勧めいたします。
込み合った枝を透かし、枝数を減らすことで手間とコスト削減につながります。
自然風剪定に興味がある方、 雑木風のお庭をお持ちの方はぜひご検討ください。