消毒
ちょっと消毒について知っておくと
ずいぶんお徳ですよ。
消毒の種類
予防消毒・・・冬の木が休んでいる時期に行います。 強力な薬剤で,木に寄生する虫の卵や菌を退治し、春からの発生を予防します。殺虫消毒・・・害虫に直接散布して、退治する薬です。接触殺虫なのでキンチョールと同じです。殺菌消毒・・・・葉や樹形を変色・変形・衰弱させてしまう菌を退治する薬です。殺ダニ消毒・・・・ダニは葉の裏から樹液を吸い変色させてしまいます。ダニ専用の薬しか効きません。
散布時期
予防消毒 ・・・・ 冬の間 に行います。殺虫と殺菌の2種類があります。
殺虫・殺菌・殺ダニ消毒・・・・主に春~秋にかけて、菌や害虫は何度も発生するので、見つけ次第、早急に散布します。
消毒は剪定のご依頼を頂いた方のみのサービスになります。消毒のみのご依頼は現在承っておりません。
消毒のホントの話
(売上に影響がありますが本当なので、、)
消毒はご自分で散布するのが一番です。見つけ次第、マメに退治することが最大の秘訣です。ご依頼頂いて、消毒に伺った場合、そこにいる虫しか退治できず、その後に発生する虫までの駆除は難しいからです。虫が発生して、困る (食害されて外観が損なわれる、枯れる、毛虫に刺される) 木は案外少ないのです。
廣瀬庭苑が注意する木と虫のランキング
1、サザンカ につく チャドクガ
2、ツバキ につく チャドクガ
3、夏ツバキ(シャラノキ) につく チャドクガ
4、ウメ につく アブラムシ
5、桜 につく でかい毛虫 (モンクロシャチホコほか)
6、ツツジ につく ハダニ、アオムシ
7、ヒイラギ につく テントウミノハムシ
8、サンゴジュ につく サンゴジュハムシ
位です。
あと、菌類で言えばカシノキにつく紫カビ病やウドンコ病です。菌類の消毒は、発病した葉や枯葉を集めて処分すると効果的です。
手押しのスプレータンク(長めのノズル)と薬剤があればできるのでお勧めです。
1,2回するとすぐ馴れます。
有機溶剤用の防毒マスクとメガネ、カッパ装備を忘れずに!
(農薬は体に蓄積されます)
めんどくさい方は、
廣瀬庭苑へ(笑)