庭づくりの考え方

庭づくり

  • 庭作り、庭のリフォームを考えるときに
    • 庭を持っている方は、「庭を綺麗にしたい」と考えると思います。
      • そしてすぐ、流行の感じのいい庭を思い浮かべるでしょう。
  • そこですでに間違っているのではないでしょうか?
  • 人は繰り返し見ることで、「それがいい」 と思い込んでしまうものです。思い込みによる一過性の購買意欲で庭を作ると、すぐ飽きてしまいます。パッと見だけの使えない庭は、お金と空間のムダになってしまいます。
  • 本当の自分の好みのイメージなのか?
  • 今の価値観をもう一度吟味して、時間をかけてよく考える必要があると思います。
  • まず、ネットや雑誌などで心を惹かれるイメージを集めてみてください。庭にかぎらず、自然の風景や異国の町並みでもよいと思います。
  • ご自分の好みが共通性があり1つのイメージに向かっている事 がわかると思います。

庭作りのコンセプト

  • 庭にも種類が沢山あり、いい庭に共通して言えるのは「シンプルさ」です。コンセプトがたくさんあると、雰囲気が作れないものです。
  1. 家のイメージを活かす
  2. 好みのイメージを基調とする
  3. 使いやすさを大切にする
  • など、自分らしいコンセプトを絞るとよいと思います。

生涯何を眺めるか?

  • 庭は1度作ると下取りや買い替えは利きません。自分も、訪れるお客様も、近所の方も、ずっとそれを眺めることになります。
    • 庭はそこでずっとデザイン性を発信し続けます。よくあるデザインと、自分が愛せるデザイン。 生涯、どちらを眺めたいでしょうか?

本物志向

  • デザインがよいと注目を集めます。そして良くみてみると、ハリボテやニセモノだった。そういう経験はありませんか?
    • 最後にモノをいうのは素材の質感です。ニセモノはどうしても質感が軽く、なによりガッカリしてしまいます。
      • 予算の許す範囲で極力、本物を仕様することをお勧め致します。

地域性、地産地消

  • ヨーロッパの旧市街、日本の城下町などは街並みに統一性があり、歩いていて楽しいものです。
    • その地域で取れる素材を利用した結果、世界遺産になる町並みが出来上がったのです。

何に使うのか?

[check]子供と遊ぶ、
[check]車を止める、
[check]洗車をする、–花を植える、
[check]倉庫を置く、
[check]バーベキューをする、
[check]犬と遊ぶ、
[check]ゴルフの練習をする
[check]眺めて楽しむ、
[check]木を植えてリビングに木陰を作る。

  • 庭は使ってこそ意義がり、愛着が湧くものです。
    • まず用途を明確にすることが大切です。

必要なモノで飾る

  • 使うために必要なモノ、棚、物置、散水栓 それも庭を彩る重要な素材となります。
    • どこでも買える既製品も便利ですが、自分らしくデザインしてみてもいいのではないでしょうか。

愛着を持って頂くために

  • 庭を好きになる最善の方法は、自分で作り育て、世話をすることだと考えます。
    • 手間と時間とお金をかけて少しつづ育てていく。子育てと同じです。
      • 欠陥があった場合、買った商品には文句をつけてしまいがちですが、自分が作ったものは愛嬌さえ感じますし、作り直しも可能です。
        「自分で作る」という選択枝も大切です。

管理可能な庭

  • たとえば草取りにかけれる時間は1日にどれくらいでしょうか?
    • ガーデニングをしたいけど、実際は草取りをする時間もない。
      • 理想と現実をよく考え、重荷にならない設計が大切です。

必要最低限

  • 欲しいモノをいくら配置しても、結局いい庭はできません。
    • 素材もコンセプトも「シンプル」が大切です。素材は少ないほうが人の目を集めます。
      • 最後に大事なのは その少ない「素材」が雰囲気をもっているか?だと考えます。

片付け

  • 使えるものは捨てづらく、「とりあえずここに」と置いてしまいます。
    • 徐々に過去のモノであふれて、庭自体が物置になってしまいます。
      • 「使えるもの」は処分して「使っているもの」だけを残す事が大切です。
        それだけで庭が綺麗になります。

まずは片づけはこちらから

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